シルバーウィーク最終日の昨日は、朝から久し振りに陽光眩しく、からっとした秋晴れです。お昼前には、だんだんとひつじ雲が浮かんで広がってきました。
待ちかねていたのは、このところブログに度々登場するヒマワリで、ようやく花開きました。
秋分の日に今年初めて咲いたヒマワリは、去年より背丈は20㎝は低く、花の大きさも半分ぐらいです。
夏の風景に欠かせないヒマワリの花も、種蒔きの時季が1ヶ月程遅かったのと、土壌環境も悪かったせいで時季のズレた景色となってしまいました。今さら悔やんでも仕方ないのですが、遅れてでも咲いただけよかったのかもしれません。せめて、これから秋晴れで、花が長持ちしてくれるとよいと思っているのに、台風12号が急に発生し風速40mとか45mで、週末にかけ列島に接近していると、天気予報は云っています。
案の定、午後は曇り空となり、夕方には雨を予感させるような雲行きになってきました。
そして夜は雨。
そう云えば、シルバーウィークは移動の制限緩和で、全国の観光地はどこもコロナ禍以来の、今年一番の賑わいをみせたようです。
高速道路もシルバーウィークの後半、上りは場所により東名で30㎞、中央道で45㎞ほどの渋滞となったようで、コロナとの共存にもだいぶ慣れてきたのでしょうか。
きっと渋滞に巻き込まれ、何十㎞もの間、ノロノロ運転を余儀なくされている人達から「今さら悔やんでも」と云う声が聞こえてきそうです。
先週16日に発足した菅内閣の目玉政策の一つに「デジタル庁」の創設があります。政府の行政サービスのデジタル化を一元的に行う、廃止時期を明示した時限組織として、来年中に設置すると云われています。
政府は新型コロナウイルス感染に対応したことが切っ掛けとなって、IT情報に向き合い、世界からの遅れを取り戻そうとしています。
遅れても花が咲けば結構で、政府幹部に、ITに見識を持たない人達が多かったという土壌もあったのかもしれません。
ITは1990年代中頃から、その利用が拡大し、情報通信はもとより、ありとあらゆる分野において、その業界の仕組みを根底から変えましたし、今もさらに変えつつあります。
小生の係わる不動産業の分野でも、その変化は目覚ましく、驚くばかりです。
当社でさえ、不動産賃貸においても、証券化においても、お客様のマッチングプラットフォームやクラウドファンディングには欠かせない存在になっています。またIT情報技術は現在進行形で、ますますスピードを早めて進行しています。
例え、個人情報に関する漏洩問題など、数々のセキュリティ上の問題はありますが、今IT技術なしに仕事はほとんどできません。
本日も、小生のブログにアクセス頂き、ありがとうございます。
さて、菅総理は安倍首相の経済政策「アベノミクス」を踏襲すると云っています。
2020年度の税収は税外収入を含めて約70兆円と見込まれています。
しかし、コロナ対策として、緊急事態ですから止むを得ないのですが、税収より約90兆円も多い、約160兆円の歳出予算を組んでいます。
普通、企業でも家庭でも1年の収入を遥かに超えるような借金をすると、余程の蓄えが無い限り、破綻するのは確実です。況や、蓄えどころか国は1,100兆円以上の、則ち年収入の15年分程の借金を既にしているのです。
ただ、企業や家庭と異なる点が2つありますね。1つ目は国には国債を発行して、日銀に紙幣をいくらでも刷らせる、通貨発行権があるということです。2つ目が、徴税権があるということです。
「国家は正義なり」で、国はいざとなれば強制的に税金を集めることができるのです。
でも、2つ目は消費税を例にすれば分かり易いのですが、10%にするのにどれ程のコストと苦労をしたかを考えると、今さら悔やんでも仕方ないのですが、積み上げた借金が大きすぎて、2つ目の方法は現実的ではないと思われます。
行き着く先は1946年2月16日に、政府が行なった、新円切替(預金封鎖)のようなものになるのでしょうか。その時になって今さら悔やんでも……
本日のボンドランチ
刺身定食よりカキフライ定食の方が….
今さら悔やんでも….