2020.09.07社長ブログ

これまで経験したことのない

先週、通りすがりに立寄った花屋さんで、ヒマワリの成長を助けようと肥料を買おうとすると「えっ、もうヒマワリは花が終わって種を取る時季ですよ」と云われました。それでも買って帰り、ベランダのプランターに適当に、少しは喜んでくれるだろうと撒きました。そう云えば去年の今頃は太陽に一斉にその黄色く、真ん中あたりは褐色の顔を向けて、いまのヒマワリの倍の背丈で咲いるのを覚えています。

種を蒔く時季を間違えたのかもしれません。

毎日の水遣りも欠かさないのですが、お天気ニュースでは、これまでに経験したことのないような台風10号が九州に接近し、大雨、暴風、高波、高潮の複合災害をもたらすと警戒警報が出されています。東海・関東も、昨日から大雨が予想されると云っています。よって水遣りはやめて、坪庭のメダカ壺に餌をやれば、喜びいさんで、メダカがすぐに集まってきます。水面には夏の名残の青空も写っています。

でも、昼を過ぎても雨は一向に降るようすもなく、時折強い陽射しが出ては瞬く間に薄日となり、蒸し暑いだけでヒマワリもきっと「なんで水をくれないの!」と不満タラタラだと思います。しかし、予報通りの雨に期待し、ヒマワリにはもう少し我慢してもらうことにしました。

しばらくして黒雲と共に雷が鳴り始めると、ほぼ同時に雨が降り出します。ああよかった、これでヒマワリ達も不満解消でしょう。と思えばすぐに止んで、また日が差します。

さて、今日のTVニュース番組の放送順ですが、一番が台風情報、二番が自民党総裁選、三番がアメリカ大統領選と相場は決まっているようです。

その自民党総裁選(8日告知、14日投開票)ですが、一気一躍に最有力候補となった菅官房長官は安倍首相の路線をそのまま引き継ぐようです。

即ち、安倍首相退陣後も、第3次安倍政権もどきの政権が誕生すると云うことかもしれません。

また、小生ですら、毎日発表される感染者数にも慣れてしまい、一頃よりは恐さも半減してきています。これからは経済の先行の方がよほど不安で怖いぐらいなものです。

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本日も、小生のブログにアクセス頂き、ありがとうございます。

さて、現下世界各国ともに、新型コロナ対策で公的債務はこれまで経験したことがない程に膨れ上がっています。その膨張した資金が、コロナ禍で実体経済が悪いにも拘わらず、株式市場や不動産市場に流れ込んで株価、不動産価格を押し上げてきましたが、先週米国株式はNYダウもナスダックも(それぞれ807ドル、598ドルと)急落し、それにつられるように東証も反落しました。

もしかすると、資産バブルも終焉に転じて来たのかもしれません。

世界経済がコロナ禍で苦しんでいるのに、株式投機や不動産価格が突出するのは、どう考えても(いびつ)だと思っています。

バブルが弾けるのは弊害も飛び散り困るのですが、その資金が、投機から実体経済に向かってくれれば、こういう時には大助かりです。

新型コロナ対策として、政府は今迄に2度の補正予算を組んで、57.6兆円の国費を投じることを決定しています。もし菅総理となればこれまでの経緯から、コロナ対策の他、中小企業や生活困窮者への給付や貸付資金の捻出の為、第3次補正予算を編成するかもしれません。

1年間の税収が約64兆円と云われていますので、さらに増えるとなれば、それらの全ては公的債務(主に国債)で賄われて、国債発行額は90兆円をはるかに超えてしまいそうです。

きっと来期予算はこれまで経験したことにないような複合的予算になると思われます。累積国債残高も、1,000兆円は優に超えていますので、一般会計税収(歳入)の約15~16年分となります。もしこれが家計や会社なら一年間の収入の15~16年分の借金をしたら、立っていられない状態となって、これまで経験したことがない世界に入ることになりますが、現実的にはそこまで借入額を増やすのは、相手のあることなのできっと不可能でしょう。

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本日のボンドランチ

この程度の量なら、今迄に何度となく経験済です。

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